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遺言書が必要な理由とは?


遺言に関する大きな誤解

遺言書とは、生前に特定の項目について自分の希望を記載しておくことで死後法的な拘束力を持って実行されるようにする重要な書類です。

「遺言」という言葉そのものは非常に広い範囲のことが含まれており、特に記載する内容や方法に制限はありません。
ただし法的な効果を伴う「遺言書」とする場合には、一定のルールを守って作成しなくてはいけません。

終活において重要な項目となってる遺言書の作成ですが、世間的に大きな誤解をされていることもよくあります。

まず最初の誤解として「遺言書の内容は遺産相続に関することだけ」ということがあります。

確かに遺言書の主な記載内容は財産分与に関することとなっていますが、民法上の規定では財産に関することの他にも法的拘束力を伴う項目がいくつかあります。

次に誤解されがちなこととして「遺言書は財産をたくさん持っている人でないと書く意味がない」ということがあります。

これはドラマや小説などで莫大な財産を持った高齢者がその分与を遺言書に書き記す場面などがよく見られることが関係していると思いますが、遺言書は財産の多い少ないに関わらず誰でもきさしておくことで余計な遺族間の争いをなくす重要な役割をします。

相続される財産はプラスの資産だけではなく、ローンや負債などの借金部分も含まれてきます。
遺産の処分方法について本人の希望が明確になっていることで、遺族がそれをどのように処理するか話し合いをする必要がなくなります。

まずは自分の持っている資産について調べて把握をしておき、それを自分の死後どのようにしていくかを考えていくのが終活です。

遺言書を作成した方がよい実例

特に遺言書を作成しておくことが勧められる実例をいくつか挙げていきます。
まず家族仲があまりよくなく、遺産分割協議のときに揉めることがあらかじめ予想される場合です。

遺産相続分に不動産が含まれている場合などままさにそれで、遺産分割によって自分の持分を主張する人が複数人いる場合、土地をどのように分割するかはかなり面倒な問題に発展することになります。

土地は現金のように簡単に等分することはできませんので、土地の代わりに現金を求めたり、協議全体の足を引っ張る相続人が出て来る可能性があります。

また遺言書で認められる法的事項には、相続人の廃除やその取消、婚外子の認知、未成年者の後見人指定などが含まれます。

参考>>http://www.yuhoffice.jp/article/14749175.html

家族関係が複雑な場合や、残された遺族についての保護を必要としている場合などは、より確実性の高い方法により遺言書を残しておくことが勧められます。