Site Loader
閉じた病院の様子

家族の介護負担を減らすことができる「通所介護」とは

平成24年からの介護保険法改正より、介護全体の流れは在宅介護へとシフトしてきています。
本来であれば介護施設に入ってそのままおまかせしたいという人であっても、地域の施設が満員になっていて希望の施設に入れず待機しているという人もいることでしょう。

そうした入居待ち待機者の問題は実はかなり深刻であり、待っている間の介護は全て同居する家族の負担になってしまうことも珍しくありません。

そこで本来入所をしたいものの順番待ちをしているという人にも、反対に在宅介護を中心にしているけれども時々はしっかり介護を受けたいと思ってる人にもおすすめとなるのが「通所介護」となります。

「通所介護」は別名「デイサービス」とも言われ、あらかじめ予約をしておくことで施設から自宅にまで迎えが来て半日程度を施設で過ごすことができるようになっています。

デイサービスでは入浴や食事のサービスの他、日常生活のお世話や相談といったものを全般的に受け付けており、他にもレクリエーションを同年代の高齢者とともに行ったり慰問やボランティアで訪れる若い人達と交流をしていくことができます。

普段は在宅介護をしていて特に生活に際立った不自由がないという人であっても、気分転換をすることができるとして大変好評です。

何よりも自宅にいる間はつきっきりで介護をしなくてはいけない同居の家族に対し、自由な時間を作り気持ちを開放することができるという役割があります。

通所介護には「通所リハビリテーション」というものもあり、こちらは以前に病気や怪我によって体の機能の一部が損なわれてしまった人が理学療法士や作業療法士のいる施設を訪れ、そこで必要なリハビリを行います。

引きこもりがちな高齢者と認知症の危険

同居をする高齢者に関する相談として、介護を担当する家族からかなり多く寄せられるのが「引きこもり」の問題です。

高齢になってくるとどうしても自分の足で長距離を歩くことができなくなり、またそれまで親しくしてきた近所の人に先立たれたりしてコミュニケーションがとりづらい状況が生まれてしまいます。

また失禁などの外出時の失敗を経験してしまうとそれ以降外出を恐れるようになってしまったりして自分の殻に閉じこもり外部との接触を絶とうとする人が出てきます。

しかしそうした高齢者の引きこもりはますます体の機能を低下させ、認知症などの症状を作り出す原因にもなってしまいます。

ですので仮に現在生活面そのものに不調を感じていないという高齢者であっても、定期的にデイサービスを利用することが勧められます。

デイサービスの介護保険対象者は要介護1~5となっていますので、どういった施設が向いているか地域包括支援センターなどの窓口で尋ねてみてください。